テニスの腕を上げて見せます(1)

好きこそものの上手なれ、物事を持続できる理由の一つだと思います。

最初は見よう見まねで始めてみたラケットテニスですが、ある程度ラリーが続けられるようになってくると「あれもしてみたい」「これもしてみたい」とより高みへの欲が出てこないでしょうか。

 

周りを見てみましょう。フォアハンドがいつも同じ所にきれいに入る人、なかなかの技術です。

 

最初はその上手な人の手の振り方、足の運び方のまねをすることです。

 

もう少し言葉のニュアンスを変えてみましょう。きれいなフォームの人のまねをしよう、です。何の競技でも一緒ですが、プロの選手・オリンピック出場する人のフォームは無駄が無く、かつ極め上げ美しいです。上手な人は体に力が入っていません。

 

無理な体勢で打った球は予想もつかないコースへ飛んでゆき、時に「ミラクル」を見せてくれます。「それ」が出れば試合には勝てるかもしれませんが、試合中自在にも出るものではありません。

 

自己流フォームでうまい人もいますし、試合巧者もいます。それはその人オリジナルですので、他人にうまく伝えられるものではありません。見ても真似出来ません。競技ですから「勝ちたい」という意識があって当然ですが、上達したい・勝ちたい場合は上手な人のきれいなフォームを自分も身につけることが、さらなる高みへの近道なのです。


テニスの腕を上げるための第1条は「上手な人のまねをしてみよう」です。ぜひ試してみてください。