テニスの腕を上げて見せます(2)

ベストエイトに残った錦織選手、次の対戦相手は自分よりランキング上位の選手です。

インタビューでこんなコメントをしておりました。

 

「挑戦できる相手だから自分もいいプレーができると思う」

 

前回は「上手な人のまねをしよう」でしたが、今回は更に高みを目指したい場合です。

上達のさらなる近道は良い師に就くことです。

 

テニス経験者に手取り足取り教えてもらえればいう事なし。上達します。私もいろいろ教わりました。前衛の時は自分の後ろに後衛もいるのだから、無理して打たなくていい、面はこう使え、等など言われなければ気付かない事ばかり。上達の近道であるとは思いますが、そうそう的確にアドバイスをしてくれる方に出会えるかどうかはわかりません…。

 

しかし実はテニスを知らない人でも良いのです。肝はその人が人格者であるかどうか、師から教えを受けた時、弟子は迷うことなくその全てを受け入れる、そして師に近づこうと努力する…。そんな図式が理想だと思います。

 

前出の錦織選手のコメントしかり、10月のブログでアニメ「ガラスの仮面」の一話を紹介しましたが、これもまたしかりで切磋琢磨出来る間柄も良い先生です。

 

ただ漫然とプレーするのではなく、終わった時に素直に「ありがとう」と感謝の言葉が言えるかどうか。そしてもっと上達したいと思えるかどうか。漫画「エースをねらえ」でお蝶夫人が岡ひろみに口ではなくラリーで伝え、そして「わかってくれた…」のセリフ。恵まれている、正直羨ましい、読んでいてそんな思いにもなります。

 

では、そんな師にどうしたら出会えるか?たまたま入ったクラブにそういう方がいればラッキーなのですが、実は出会う方法があるのです。勿体ぶっているわけでは無いのですが、今回の話と少々ずれてしまうので、私が考える極意はテーマを変えた又の機会にお話ししたいと思います。

 

テニス上達の第2条は「良い先生にめぐり会おう」です!